みんなで学ぼう防災コーナー

【第11回】地域の防災2018 New〔防災について考えよう学団会パート2〕(総合的な学習の時間等)

 

 

 今年7月に発生した西日本豪雨災害では、土砂災害や河川の氾濫が多数発生しました。愛媛県も大きな被害を受け、農業や産業に大きな影響を受けました。また、今治市でも、家屋が壊れたり、土砂が流れ出したりするなど大きな被害がでました。

 この災害で、県下では、避難所での生活を余儀なくされる方もおられ、愛媛県、各市町や県内外からのボランティアによる復旧・復興に向けた取組が行われています。

 昨年度、6年生(現中学1年生)が、地域の防災として、今治市役所防災危機管理課や近見地域の防災士の方々にご指導いただきながら、学団別の防災マップを作成しました。今年度も、前年度に引き続き、6年生が、前6年生が作成した防災マップに改訂を加え、安全な避難場所や避難経路を確認しました。また、改訂された防災マップを基に、6年生が調べたことや学んだことを、学団会で下級生へ広めていきました。また、保護者も学団会に参加し、地域の安全について、意見や感想をいただきました。

 

 全学団で確認したこと

 「安全な場所」

 「安全な場所まで行く道順」

 「スローガン」

 防災学団会1 防災学団会2 防災学団会3

(「防災について考えよう学団会」の様子)  

 

〇 6年生が考えた、各学団の防災スローガン

【石井(緑)コース】       「ゆれ感じたら 落ち着いて 球場へ Go!! おさまったら すぐ 近小へ」

【石井(青)コース】       「水があふれ 道かくす 大きい道で 近小へ」

【石井(赤)コース】       「北宝来 土砂くずれさけ 海側通れ!! 危険少」

【大浜・砂場・近見コース】    「迷わず 目指せ 坂本の坂 てっぺんまでは 走りきれ 近見のみんなは 近小へ」

【近見4コース】         「近小 目指せ! 歩道橋 くずれるおそれ 坂上がれ!」

【近見(緑)コース】       「災害時 一度 北宝来へ出て 近見踏み切りから 近中へ 土砂災害なら 近小へ」

【大新田(ピンク)コース】    「災害時 おさまりしだい グラウンド 次は ひなん所 近小へ」

【湊・大新田・ダイソーコース】  地震の時は公民館 土砂災害も公民館 おさまったら 近小へ」

 

※ 【学団名(赤字)】の学団のスローガンは、昨年度とは変更しているところがあります。前年度の防災学習で、防災士さんなどから教えていただいたことを基に、内容を含めて再検討しました。また、より安全を重視し、周囲の状況に応じた行動ができるようにと考えています。このスローガンが、安全を保障するものではありません。防災意識を高める一環として作成しています。実際には、周囲の状況に応じて行動することが大切です。

※ 近見地域では、各自治会で一次避難場所を決めています。お住まいの地域の避難場所をご確認ください。なお、各自治会で一次避難場所を確認したい方は、本ホームページのホーム下部『配布資料「防災」』に掲載していますので、必要に応じてご活用ください。(ダウンロード可)

 

 

〇 メモ 

  避難場所と避難所はそれぞれ異なります。

  今治市ホームページでは次のように紹介されています。

 

  避難場所 … 災害が発生するおそれがある時や災害発生時に、緊急的に避難し、身の安全を確保する場所。

  避難所  … 災害発生時に、被災者が一定期間滞在することができる施設等。(例:学校の校舎・体育館等)

           ※ 開設については、今治市ホームページ、広報車等で知らせることになっています。

 

 

〔保護者のみなさまへ〕

 本ページでは、本校が取り組んでいる防災教育について、紹介しています。この機会に、ご家庭でも防災に関して、自分たちにできることについて話し合っていただき、災害への備えをしていただければと思います。

 

今治市の防災に関する情報については、

今治市防災危機管理課ホームページをご覧ください。

http://www.city.imabari.ehime.jp/bousai/

 

 

〇 防災キーワード

「避難所・避難場所」

「地域の安全な所・危険な所」(自助・共助)

「複数の避難経路」