みんなで学ぼう防災コーナー

【第1回】災害への危機感     〔みんなで学ぼう防災集会〕(児童集会)

 

 児童に、災害への危機感を感じ取ってもらえるように、「みんなで学ぼう防災集会」を実施しました。

 この集会では、防災に対する危機意識を高めるために、過去に発生した芸予地震や東日本大震災での被害状況や避難する人々の様子について紹介しました。

 

〇 芸予地震の様子について(今治:震度5強)

h29_bosai1

 平成13年3月に発生した芸予地震では、道路の亀裂やマンションの倒壊など今治地方も大きな被害がありました。

 本校の職員も地震被害を体験していたことから、自宅の塀が崩れたことやテレビの転倒など、地震発生当時の様子を、職員が語りべとなって児童に紹介しました。

 

 〇 東日本大震災の様子について

 平成23年3月に発生した東日本大震災では、東北地方を中心に、多くの方々が被災されました。現在もなお、仮設住宅で生活されている方も多く、復興に向けた活動が行われています。

 集会では、※「つなみてんでんこ『はしれ、上へ!』」(ポプラ社)の絵本を使って、被災者たちが津波から避難する様子を、読み聞かせました。

※「つなみてんでんこ」とは、津波が起きたら自分の命は自分で守れという意味

 絵本には、地震発生後、小中学生や地域の人々が津波から身を守るために、何度も避難した様子が描かれています。自分の命は、自分で守ることの大切さが語られています。

  

〇 集会後の児童の感想

 集会後に、児童に感想を聞いてみると、「地震や津波がこわいことが分かった。」や「自分の命は、自分で守らなければいけないと思った。」、「家族にも、地震の恐ろしさを伝えたい。」などと発表していました。

 

〔保護者のみなさまへ〕

 本ページでは、本校が取り組んでいる防災教育について、紹介しています。この機会に、ご家庭でも防災に関して、自分たちにできることについて話し合っていただき、災害への備えについて考えていただければと思います。

 また、インターネットを活用して「防災」と検索すると、防災に関する様々なページが紹介されています。ぜひご覧ください。

 

〇 防災キーワード

「地震・津波などの災害」

「自分たちの身は、自分たちで守る」(自助)

「避難・避難場所」