みんなで学ぼう防災コーナー
【第7回】自分たちにできること New 〔防災教育参観日〕
6月に、防災教育参観日を行いました。各学年に応じて、防災について考えました。
〔各学年の学習テーマ〕
・ 1年生 「じしんから命をまもろう」 (学級活動)
地震の写真資料を見て、地震発生時の大変な状況や危険から、自分で命を守る方法を真剣に考え、確認しました。みんなで「ダンゴムシのポーズ※」の練習をしました。
※ ダンゴムシのポーズ…手で頭を守り、地面にひざをついて体をまるめること
・ 2年生 「じしんにそなえて」(学級活動)
屋外で遊んでいた時に地震が起こったことを想定し、避難場所までどの道を通って行けばより安全か考えました。挿絵を見ながら、危険になるものを見付け、グループごとに安全な避難経路を選びました。普段から身の回りの危険場所を把握し、いざというとき、自分で身を守ることが大切だという意識をもつことができました。
・ 3年生 「ひなんの仕方を考えよう」(学級活動)
休み時間に地震が発生したと想定し、みんなで避難するようになったときに、友達が見当たらなかったらどうするか考えました。昨年度の学習から、「自分の命は自分で守る」自助の気持ちの育ちを強く感じました。また、自分の命も友達の命も大切だと考える児童もおり、共助の気持ちも育っています。
・ 4年生 「守ろう輝く命・ふるさと近見」(総合的な学習の時間)
PTA会長さん、副会長さんをゲストティーチャーとしてお迎えし、学習しました。
「自分の命は自分で守る」ことの大切さが分かってきたこの時期に、「災害に備える」という観点から、非常用持ち出し袋の中身(防災グッズ)を紹介したり、話し合ったりする中で、防災意識を高め合いました。家庭での防災意識が高まるきっかけづくりになればと願っています。
・ 5年生 「お父さんは救急救命士」(道徳)
救急救命士として働く父親を誇りに思う主人公の心情に共感するとともに、命の大切さについて学びました。また、「つなみてんでんこ『はしれ、上へ!』」(ポプラ社)の絵本を読み、災害の恐ろしさを実感しました。地震や津波が起こったときに、自分や周りの人の命を守るために、何ができるかについて、みんなで考えました。
・ 6年生 「災害に備えて」(総合的な学習の時間)
過去の災害や、防災・避難グッズ、災害に応じた避難方法など課題を設定して、グループで調べ学習を進め、情報交換を行いました。不安定な天候の影響を受けた後だったので、備えについての児童の意識を高め、家庭への啓発のきっかけになりました。
・ 楠・椿組「じしんにそなえよう」(生活単元)
地震が起きたらどうすればよいか、基礎的な知識を学習しました。その後、親子で新聞紙でスリッパを作ったり、スナック菓子を使って非常食(ポテトサラダ)をつくったりして楽しく活動しました。
〔保護者のみなさまへ〕
本ページでは、本校が取り組んでいる防災教育について、紹介しています。この機会に、ご家庭でも防災に関して、自分たちにできることについて話し合っていただき、災害への備えをしていただければと思います。
〇 防災キーワード
「日頃の備え」(自助・共助)
「地域に広げる防災」